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三﨑稲荷神社の由緒
御祭神 宇迦之御魂神・素盞嗚尊・大市姫神・大物主神
三﨑稲荷神社は東京都千代田区神田三崎町にある神社です。創建は詳かでないが建久以前、仁安の頃とも伝えられる。当時の神田山(現、駿河台)の山麓(現、本郷一丁目)武蔵国豊島郡三崎村に鎮守の社として祀られたとされる。
1603(慶長8)年2月、徳川家康により、潮入地埋立工事のため社地を西三丁に奉遷された。三代将軍家光が参勤交代の制度を定めたとき家光自ら参拝、諸大名にも参拝を促したという。それがきっかけで諸大名は参勤交代による江戸入りの際、必ず当社に参拝し心身を祓い清めることが慣例となり「清めの稲荷」と称されていたという。
1659(万治2)年、江戸城外濠神田川筋の堀割り工事のため、現神田三崎町二丁目北部の地に奉遷される。1860(万延元)年、幕府講武所開設のため、旧水道橋西ぎわに再遷座し、甲武鉄道(現JR中央線)が万世橋まで延長されたのに伴い1905(明治38)年現在地に鎮座する。
和装結婚式とは
和装結婚式・和装婚礼とは、和風の衣裳(衣装)を着用して挙げる結婚式のことで、近頃では「和婚」と言われることも多いようです。
具体的には、女性(新婦)は白無垢・色打掛・振袖・引き振袖などの着物を着用し、男性(新郎)は紋付・羽織・袴・裃(かみしも)などを着用して式を挙げます。純日本風の伝統的な結婚式の仕方であって、「神前式」「仏前式」「人前式」などの形態を用いることが多いようです。
その3つの形態の中でも、日本古来の凛とした伝統的な挙式スタイル、三三九度や玉串奉奠などの厳粛かつ神聖な儀式で、永遠の愛を誓い合いたいという気運の高まりから、和婚スタイルの中でも「神前挙式」は、最近若い層を中心に改めて注目を浴びています。
神前挙式とは
三三九度や玉串奉奠などの儀式、雅楽や和装をはじめとする日本古来の厳粛さと伝統美が印象的な挙式スタイル。
「神前結婚式」という形式が明確となり、一般に広まったのは、1900年5月10日に皇室御婚令が発布され、皇太子(後の大正天皇)の御婚儀が初めて宮中賢所大前で行われ、同様の神前結婚式を挙げたいという気運が国民間で高まったことがきっかけである。気運の高まりに応じ、東京の神宮奉斎会(現東京大神宮)が皇室の婚儀を参考にして民間での「神前結婚式」の様式を定め、翌1901年3月3日に模擬結婚式を開催、以降、改良や普及活動を行った。今日「神前式」として行われているものは、この神宮奉斎会が創設したものが元になっている。
神前挙式は一般的に親族しか列席できないものと思われがちですが、神社のスペースにもよりますが25名前後の収容可能な神社が多いようです。
収容人数が多ければ友人や知人の列席も可能ですが、必ず神社に親族以外の列席や収容人数についてはご確認下さい。
三﨑稲荷神社の神前結婚式「フォトギャラリー」
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